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蘇る、芸術。

美術品修復・染抜き・仕立ての
ご相談承ります。

三重県四日市市の表具師・北岡技芳堂 | リトグラフ・木版画・銅版画・軸装・額装・美術品の染抜き・修復

修復

熟練した職人の技術と想いで、作品は再び蘇ります。

木版画・銅版画・リトグラフをはじめ、掛軸・屏風・絵画・額装・巻物など美術品全般の修復・染抜き・仕立てを承っております。お手持ちの作品の状態やお悩み、保管方法までどんなことでも構いませんので、諦める前に一度お気軽にお問い合せください。

木版画

木版画

原版は、主に彫刻刀で溝を彫り、凹凸をつけることによって作られる印刷物。なかでも優れたものは美術作品である。

銅版画

銅版画

銅板を原版とする版画のこと。版のつくり方は凹版が一般的である。

リトグラフ

リトグラフ

他の版画に比べると複雑で時間も多く要するが、クレヨン独特のテクスチャや、強い線、きめ細かい線、筆の効果、インクの飛ばした効果など、描写したものをそのまま紙に刷ることが可能でる。

主な取り扱い作家 | ピカソ・ビュッフェ・ミロ・棟方志功・草間弥生・荻須高徳・東山魁夷・篠田桃紅…等

北岡技芳堂の技

のり・裂地・和紙の素材にこだわり、お客さまの作品を生かす掛軸製作を心掛けます。

●作品の劣化・しみ・破れ等のさまざまな相談にお応えします。
●修復の困難なリトグラフや木版画の日焼け・しみ抜きに対応します。
まずは、メールフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。

実績

※画像クリックで拡大表示されます。

  • リトグラフの修復Before

    Afterリトグラフの修復

    リトグラフの修復

  • 版画の日焼け・しみ抜きBefore

    After版画の日焼け・しみ抜き

    版画の日焼け・しみ抜き

  • 書画の染抜きBefore

    After書画の染抜き

    書画の染抜き

  • 掛軸の修復・補修Before

    After掛軸の修復・補修

    掛軸の修復・補修

裂地

作品の周囲に施される裂地は出来栄えを決定する、大切な要素です。

西陣織

京都の先染め織物をまとめた総称。
応仁の乱後西陣に機業が栄え,桃山時代には明国の織技をとり入れて発展。
金襴(きんらん)、銀欄(ぎんらん)、竹屋町(たけやまち)、
緞子(どんす)、遠州(えんしゅう)などの高級織物を産出した。

和紙

しなたかさ、丈夫さ、滑らかさ。和紙それぞれの特長が、一幅に調和しているのです。

薄美濃紙

岐阜県・京都府(コウゾ)

丈夫で腰が強く、本紙や裂地の肌裏打ちに用いる。

美栖紙

奈良県吉野町(コウゾ)

柔軟で糊付きが良い。主に増裏打ちや中裏打ちに。

宇陀紙

奈良県吉野町(コウゾ・白土)

色が白く、滑らかで紙質が硬め。総裏打ちに。

表具とは

書画を掛軸などに仕立てること…

書や絵画を紙や布で裏打ちして補強し、それらにふさわしい装飾を施して掛軸や額に仕立てることを、表具あるいは表装といいます。表具はそうしてつくったものも意味します。

掛軸

掛軸

巻物や壁画・額絵から発生したとされる。日本へは飛鳥時代以前に伝来し、仏教・茶道・日本画とともに発達。

額装

額装

江戸時代の室内用「紙額」が起こり。明治時代の初めに「利額」の様式が確立し、戦後さらに発展。

巻物

巻物

中国・南北朝時代(5~6世紀)の両巻が起原。飛鳥時代に経巻として渡来。

屏風

屏風

奈良時代に宮中で使用。紙蝶番の発明によって芸術性が開花。

衝立

衝立

中国の屏風から発生。平安時代の宮中で使用。

襖

襖

平安時代の襖障子に始まる日本特有の間仕切り調度。中世以降、書院造とともに発達。

「掛物ほど第一の道具はなし…」利休は道具のなかで掛軸を最も重視しました。

千利休の語録「南方録」には、「掛物ほど第一の道具はなし。客・亭主共に一心得道の物也。墨蹟を第一とす…」と、掛軸を尊重し、大切にする考えが記されています。表具は、茶道において欠かせないものなのです。

お手入れと保管

本紙や布は湿気に弱く、また逆に過度の乾燥も嫌いますので取扱には充分ご注意ください。

■お手入れの仕方・注意事項
  • 湿気に注意してください。湿度の多い場所に保管すると、しみ、ほし、かび、などの原因になります。
  • 本紙や布にとって、直射日光は大敵。色あせてしまったり、変型の原因になります。
  • 直接エアコンの温風や冷風が直接当たらないようにしてください、過度の湿度の変化により状態が変化します。湿度の高いのもよくありませんが、極度に乾燥状態も良くありません。
  • 掛軸は強く巻くと折れシワの原因になりますので、固くしめないように適度な強さで巻いてください。
  • 虫食いを防ぐため専用の防虫香を入れましょう。ナフタリン等の防虫剤はしみの原因になりやすいので避けてください。

汚れや傷によって大切な美術品の価値も半減してしまいます。保存と取扱いに注意すれば永く愉しむことが出来きます。

■保管方法
  • 保管する際は、高温多湿を避けるのが、大切です。
  • 保管の時は、桐箱に入れるなどして専用の防虫香を入れてください。そして風の通る場所に保管しておきます。
  • ほし・かびを防ぐため、秋ごろや湿度の低い晴れた日に虫干しをしてください。

北岡技芳堂について

昭和27年(1952)三重県四日市市に
伝統工芸である京表具北岡技芳堂を北岡謙が創業。
現在は旧東海道沿いの同市中部にて
三代目 表具師・北岡賢が将来長きにわたって
幅広いお客様のご注文にお応えできるよう、
飛躍を期しております。

技芳堂

技芳堂の名の由来は
匠の技には芳しい香り漂うほどでありなむとの想いで
命名されました。

※平櫛田中氏による墨跡

美術表装 北岡技芳堂

代表者
北岡 賢
資 格
労働大臣認定国家資格 1級表具技能士
住 所
〒510-0836 三重県四日市市中部4-9
連絡先
TEL.059-352-6246 FAX.059-357-1112